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伊坂作品6冊目。 『オーデュボンの祈り』や『重力ピエロ』よりは短い長編。 復讐を企む鈴木,殺し屋である鯨と蝉,そして押し屋の槿(あさがお)が少しずつ繋がっていく。 殺し屋にまつわる物語にも関わらず,妙に爽やかなのが不思議である。 今回は鈴木・蝉と鯨・槿が対照的に描かれており,おもしろい。 嫌いな作品ではなかったが,これまでに読んだ中ではそんなだったかな。 (どんなだよ!) 伊坂幸太郎って,意外と「殺し」とかダークサイドが好きみたいやね。 |
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伊坂作品5冊目。(最近伊坂幸太郎しか読んでねぇ) またまた長編です。 舞台は仙台。特に仙台駅前周辺。 そこで,5つの物語とその中の複数の人々の人生が徐々に交錯していく。 徐々に,徐々に話がつながっていく感じがたまらない。 登場人物の中では特に,泥棒の黒澤が好きかな。 実は『重力ピエロ』にも登場してるし。 『オーデュボンの祈り』でもだが,本作品でも,章の区切りには絵が用いられている。 小さなことだが,これがあるおかげで頭が切り替わるので,個人的には好き。 こんなのって,書く順番とかどうしてんだろうなぁ。 |
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伊坂作品4冊目にして,処女作(正確には違うらしいが)。 『重力ピエロ』以来の長編。 主人公である伊藤と,彼の元カノや城山,荻島の人々,そして案山子の優午が織り成す不思議な物語。 一番気に入った登場人物は「桜」かな。 彼は荻島で唯一殺人を許されており,一見理不尽そうな理由で引き金を引く。 無口でかっこよく,何だかうらやましい。 その他の登場人物もみんな個性的だ。 なんたって案山子がしゃべるんだから。 あいかわらずテンポがよく,読みやすい。 これまで読んだ作品の中では一番好きだな。 人の人生って「神様のレシピ」次第なのかなぁ。 |
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伊坂作品3冊目。 登場人物は同じで,主人公が毎回違うという変わった短編集。 自由な陣内,冷静な鴨居,盲目の永瀬による物語。 といっても,時間軸が微妙に異なるので,いつも3人がいるわけではない。 最初の短編を読んだ後に抱いた予想と,最後まで読んだ後の感想が全く違った。 してやられたといった感じか。 個人的には,同じ短編集の『死神の精度』よりも,こっちの方が好きかな。 なにより,伊坂幸太郎は賢いと思った作品だ。 |
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伊坂作品2冊目。 今回は長編小説。 兄泉水と弟春との,「遺伝子」と「放火」と「グラフィティアート」をめぐる物語。 春の出生に関する悲しい過去が,現在の問題へとつながっていく。 かなり細かい章立てなのでテンポがよく,あっという間に読んでしまった。 『死神の精度』もよかったけど,本作品で改めて伊坂作品のよさがわかったかも。 久々にはまりそうな作家さんですな。 |
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